松阪呉服商組合(浅井勉組合長)は、松阪木綿の着物を松阪市ブランド大使、
あべ静江さんを通じてタレントの黒柳徹子さんに贈ることを決めた。
あべさんらは二十三日、松阪市役所を訪れ、山中光茂市長に、
黒柳さんへの寄贈を報告した。
寄贈を決めたきっかけは、あべさんが先月初旬、
黒柳さんのテレビ番組「徹子の部屋」に出演したこと。
収録の際、あべさんが松阪木綿の着物姿で登場すると、
黒柳さんは「これは手織りですか」と興味を示していたという。
この日、あべさんは「黒柳さんは松阪木綿に興味を示され、
光栄なことでした」と収録を振り返った。
山中市長は「松阪木綿を黒柳さんに着ていただけると
うれしいですね」と述べ、黒柳さんの「松阪木綿特別大使」任命も
提案した。
また、同組合の別所孝雄相談役が「着てもらう人を思いながら、
心を込めて織るのが松阪木綿の魅力です」と説明すると、
山中市長は「愛(藍)が込もっていますね」と、ひねりを交えて
応じていた。
黒柳さんに贈る着物は十月中に完成する予定。あべさんが出演した
「徹子の部屋」は来月二日午後一時二十分から、
名古屋テレビで放送される。
ソース(
伊勢新聞)
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