三重県松阪に本格的な夏の訪れを告げる「松阪祇園まつり」が十三日、
松阪市の中心市街地で始まった。八雲、松阪、御厨の三神社から
繰り出した「三社みこし」が街中を勇壮に練り歩いた。十四日まで。
初午大祭、氏郷祭りと共に、松阪三大祭りの一つ。
「宵宮」と呼ばれる初日は、法被姿の担ぎ手約一千二百人が、
「チョーサヤ、チョーサヤ」と威勢の良い掛け声と共にみこしを担ぎ、
街中を練り歩いた。
各神社を出発した三社みこしの四基は午後四時ごろ、
日野町交差点に集結。
途中、雨に見舞われたが、担ぎ手らがひしめき合って、
みこしを高々と担ぎ上げる「練り込み」を執り行うと、
見物人は歓声を上げた。
十四日の「本日(ほんび)」もみこしが練り歩く。
また、市無形民俗文化財の「松阪しょんがい音頭と踊り」をはじめ、
「松阪しょんがいソーラン」や和太鼓などを市街地一帯で繰り広げ、
祭りを盛り上げる。
ソース(
伊勢新聞)
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