太平洋高気圧に覆われた県内は七日、三重県尾鷲市で全国一の三七度を
観測するなど、十二観測点のうち九カ所で今年最高気温を記録した。
各消防によると、午後四時現在、熱中症の疑いで十―八十代の男女二十三人が
病院へ搬送された。
このうち、駐車場で車の中にいた四日市市の男性(74)と、
屋内にいた御浜町の八十代男性が重症という。
いなべ市では野球をしていた男子中学生三人が、
四日市市では屋外で部活動中の女子中学生一人が熱中症と
みられる症状で搬送されたが、いずれも軽症という。
津地方気象台によると、松阪、鳥羽両市で三四・九度、
四日市市で三三・一度、津市で三二・八度を観測するなど
県内全域で真夏日となった。
八日も七日並に気温が上がる見込みといい、気象台は熱中症への
注意を呼び掛けている。
ソース(
伊勢新聞)
[0回]