伊勢神宮内宮別宮・伊雑宮と並び、志摩国(しまのくに)の
一ノ宮に数えられる鳥羽市安楽島町の伊射波(いざわ)神社
(中村和則宮司)で七日、例祭「明神祭」が執り行われた。
中村宮司が本殿に神饌(しんせん)をささげ、祝詞を奏上。
市立安楽島小学校の女子児童二人が、神楽を奉納した。
うっそうと茂る木々の隙間から漏れる木漏れ日が、
凜とした空気を漂わせる中、祭典が始まった。
祝詞奏上の後、氏子の「おー」という掛け声とともに中村宮司が
本殿の御扉を開き、地元で取れた魚や野菜などを奉納した。
いずれも同小六年の小嶋風未花さん(12)と、
竹本美結さん(11)が舞姫を務め、神楽「豊栄(とよさか)の舞」を
奉納した後、本殿の御扉が閉められ神事が終了した。
伊射波神社は「かぶらこさん」の愛称で呼ばれ、同市の神明神社、
彦瀧神社と共に「鳥羽三女神(さんめしん)」として
縁結びの神社としても知られる。
ソース(
伊勢新聞)
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