今秋、20年に1度の式年遷宮を迎える
伊勢神宮(三重県伊勢市)内宮(ないくう)前の老舗和菓子店「赤福」で
1日早朝、月例の「朔日(ついたち)餅」の販売があった。
月ごとに違う餅などを売る。
7月は人気の水ようかん「竹流し」とあって、未明から行列を作った
1050人が、発売開始とともに次々に買い求めた。
地元には毎月1日の朝、神宮に参拝する「朔日参り」の風習がある。
餅の販売は、参拝客向けに1978年に始まった。
大阪や名古屋から買いに来る人もいるという。
遷宮のクライマックス「遷御の儀」まで3カ月。赤福によると、
例年に比べ、遷宮に関心を持った若者の姿が目立ったという。
未明から数百メートルの行列ができ、午前3時半には整理券が配られた。
同4時45分から発売。
用意した数千個は午前8時に売り切れた。
一番乗りの同市宇治館町の森川達夫さん(62)は午前0時から並んだ。
「行列に加わることで、今月もまた頑張ろうという気持ちになる」と
話していた。
ソース(
毎日.jp)
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