「笑子・幸齢化」に期待当選を決め、バンザイの代わりにガンバローを三唱する鈴木氏(中央)
27日に投票が行われた伊勢市長選は、
午後9時半から同市小俣町の市小俣総合体育館で始まった
開票作業が深夜に及んだ。
同体育館では、各陣営の関係者が開票作業を見守り、
事務所でも支持者らが結果を待った。
当日有権者数は10万7119人、投票率は61・20%だった。
市長選には、前市議の長田朗氏(59)、
前名張市議の田合豪氏(49)の両新人と、
再選を目指す現職の鈴木健一氏(37)の
3人がいずれも無所属で立候補した。
長田氏は、伊勢神宮の式年遷宮で内宮、外宮の遷御(せんぎょ)の儀が
終わり、「次の20年の大事な一歩」として「五つの提言」と
20項目の施策を示し、支持を呼びかけた。
田合氏は、現市政の抜本的な見直しを強調。
「命を守り、夢を語る政治」を掲げ、市民の命を守る
防災対策に予算を集中させる考えを示していた。
鈴木氏は、子どもが笑い、高齢者が幸せに暮らす
「笑子(しょうし)・幸齢(こうれい)化」をアピール。
1期目の実績とともに、病院建設や観光振興など
施策の継続を訴えてきた。
市中心部で投票を終えた男性(69)は
「市街地が空洞化して久しい。
市街地の活性化に最も重きを置いて投票した」と語り、
別の男性(33)は「公約もあるが、まず信頼できそうな
候補かどうかを考えた」と話していた。
ソース(読売新聞)
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