遷御が五日夜に迫った伊勢市の伊勢神宮外宮で四日、
「後鎮祭(ごちんさい)」
「御装束神宝読合(おんしょうぞくしんぽうとくごう)」
「川原大祓(かわらおおはらい)」が続けて営まれた。
社殿の完成を感謝し鶏などを新正殿に供える後鎮祭では、
神宮に奉仕する童女「物忌(ものいみ)」として
伊勢市浜郷小学校三年の森薫子さん(9つ)が神職とともに参列。
大役を務め「二十年に一度のお祭りに奉仕できてうれしい」と話した。
御装束神宝読合は新正殿に納める品々を確かめる儀式。
赤や青の装束に身を包んだ神職と池田厚子祭主が新社殿の
中にある四丈殿で、新たな調度品などを目録と照らし合わせた。
夕刻の川原大祓には黒田清子臨時祭主と神職、
臨時出仕として遷御に奉仕する全国の神社関係者らが参列。
神宝が納められた十六の辛櫃(からひつ)とすべての
参列員をはらい清め「お引っ越し」の準備が整った。
ソース(中日新聞)
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