品種改良したナデシコでまちなかを彩る
「松阪撫子(なでしこ)どんな花?祭り」が二十五~三十一日、
松阪市の中心市街地で開かれる。
今年は初日に設ける四カ所のスポットで多彩なイベントを繰り広げ、
各所を巡るまち歩きを盛り上げる。
松阪撫子は、江戸時代に松阪の紀州藩士が品種改良した。
細く縮れて垂れ下がった花弁が特徴。
市内の女性でつくる市民グループ「ミズ・ネットワーク松阪」が、
より市民に親しんでもらおうと、毎年祭りを開催しており今年で七回目。
期間中は、松阪撫子のプランター二百鉢を中心市街地の歩道に置き、
散策を楽しんでもらう。
二十五日にはオープニングイベントがあり、歩道沿いの四カ所にスポットが設けられる。
「商いスポット」の松阪プラザ(日野町)では東北地方と地元の物産品が販売される。
「パワースポット」の弥勒(みろく)院善福寺(同)では開運をつかむ
メークを学ぶ体験会、「歴史体感スポット」の松阪商人の館(本町)では
大茶会や献花式、「華やぎスポット」の市産業振興センター(同)では
振り袖ファッションショーなどが催される。
午前十一時からは、花魁(おいらん)や着物姿の女性たち百人が
三十分かけて松阪プラザから松阪商人の館までを練り歩く道中行列もある。
ネットワーク代表の岡みどりさん(58)は
「街中を華やいだ雰囲気にしたいので、期間中はぜひ着物を着て出歩いて」と
呼び掛けている。
問い合わせはネットワーク=電0598(21)0138=へ。
ソース(
中日新聞)
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