伊勢市の特産「蓮台寺柿」の出荷作業が、
同市藤里町のJA伊勢蓮台寺柿共同選果場で始まっている。
作業は、今月中旬に最盛期を迎える。
蓮台寺柿は、柔らかく、まろやかな甘さが特徴で、
市の天然記念物に指定されている。
同市勢田町や藤里町などで栽培され、
同選果場では、JA伊勢蓮台寺柿部会の約六十五戸の農家が
育てた柿を扱っている。
生産農家は、収穫した柿を一晩かけて渋抜きし、
翌日選果場へ運ぶ。
選果場では、地元の女性らが、傷や色で選別した後、
サイズ別に振り分けて箱詰めされる。
出荷は先月末から始まったが、数が増えるのはこれから。
今月中旬ごろをピークに十一月中旬ごろまで続く。
四日には、作業が始まる午後三時になると、
生産者から、次々に柿が持ち込まれていた。
同部会の大西信孝副部会長(64)は
「今夏、雨量が少なく、小ぶりの物が多いが、甘さは十分」と
話していた。
今年は、
約百八十トンの出荷を見込んでいる。
ソース(
伊勢新聞)
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