海上守護の御利益があるとして信仰を集める鳥羽市松尾町の
青峯山正福寺(あおのみねさんしょうふくじ)で二十七日、御船(おふな)祭りがあった。
県内外の漁業関係者から奉納された多くの大漁旗が境内を鮮やかに彩る中、
地元漁師らが相次いで参拝した。
寺の本尊はクジラに乗り、同市相差町の海から来たとの伝説がある十一面観音。
安置されている本堂では、参拝者が海上安全の祈祷(きとう)を受けたり、
船に掲げるお守りの青旗を授かったりしていた。
市文化財の大門周辺から本堂までの参道沿いには三十店余りの露店も。
朝方に小雨が降る天候ながら、家族連れやハイキング姿の参拝者も見られ、
普段はひっそりとした山寺は活気を呈した。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130228/CK2013022802000010.html
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