志摩市大王町波切の大慈寺(だいじじ)で「てんれい桜」と名付けられた
早咲きのカワヅザクラの見頃が近づいている。
例年より一週間ほど開花が遅れていたが、次々とつぼみが膨らみ始めた。
カワヅザクラは、静岡県河津町に原木がある。
大慈寺では、故秀森典嶺(てんれい)・先代住職が一九九二年に枝を分けてもらい、
挿し木にして発根に成功。
てんれい桜と命名した。
その後、木を購入するなどして現在、境内には約二十本がある。
今年は気温が低かったため、まだ大部分が固いつぼみだが、
中には花を付けた枝もみられ、三月上旬には見頃を迎えそう。
三月二、三の両日には観桜会があり、有料の茶席が設けられるほか、
踊りや二胡(にこ)などが披露される。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130228/CK2013022802000008.html
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