伊勢市や
伊勢商工会議所、
市観光協会などでつくる御遷宮対策委員会は、
二月五~十一日に札幌市内で開催される「
さっぽろ雪まつり」に、
伊勢神宮の
式年遷宮の奉祝とPRのため、伊勢の神話をイメージした大雪像を出展する。
大雪像は幅二十五メートル、奥行き二十メートル、高さ十五メートル。
「伊勢 神話への旅」と題し、みこや神馬、神鶏などの雪像で
伊勢に息づく神話の世界を表現する。
会場に二百基以上ある雪氷像の中で五基しかない大雪像のうちの一つで、
五トントラック六百台以上の雪を使って、地元の陸上自衛隊員ら約二千人が制作する。
大雪像を出展する大通公園四丁目会場には、伊勢のPRブースも設置。
神宮の「奉納写真家」としても活動する写真家の
宮沢正明さんが撮影した
神宮の写真パネルを展示し、
伊勢志摩の特産品販売・飲食コーナーを設ける。
書家の紫舟(ししゅう)さんの書によるのぼり旗のお披露目や、
まつり終盤の十、十一日には伊勢神宮奉仕会青年部による木やり披露もある。
雪まつりは毎年、一週間で二百万人以上が訪れる北海道の一大イベント。
委員会はPRブースのみで二〇一〇年から毎年参加してきたが、
今回初めて「目玉」の一つとなる大雪像の設置にこぎ着けた。
御遷宮対策事務局は「PR効果は絶大。
多くの来場者に伊勢に来ていただく演出をしたい」と意気込んでいる。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130131/CK2013013102000013.html
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