戦国時代の水軍の将、九鬼嘉隆が築いた鳥羽城跡の城山公園一帯で六日、「しろやま嘉隆まつり」が開催された。嘉隆一行による武者行列が市街地であり、満開の桜が咲き誇る公園が多くの人でにぎわった。
武者行列は、九鬼嘉隆や姫の衣装を着た市民と松阪甲冑(かっちゅう)愛好会、堺火縄銃保存会、松本城鉄砲隊大筒ら約三十人が甲冑や着物姿でマリンパークから数百メートルをほら貝やドラを鳴らしながら進んだ。三ノ丸広場に到着すると鉄砲隊と火縄銃保存会の十人が城跡の石垣に並び、嘉隆役の川村光徳さんの掛け声に合わせ、空に向かって大筒の音を響かせ、火縄銃を放った。公園では来場者に水軍汁や天守閣ぜんざいが振る舞われた。
ソース(伊勢新聞)
[0回]
PR