鳥羽市は十九日、東京都中央区日本橋室町の三重テラスで、
立教大学観光学部の学生たちが考えた、
東京から鳥羽へのツアー商品を発表した。
販売は四月から半年間、
学生たちと一緒に企画立案に携わった近畿日本ツーリストが行う。
鳥羽市と立教大学は、
同市で約一年暮らした推理小説家江戸川乱歩が、
後に立教大学北隣に住み、
死後遺族らが旧宅や蔵書などを同大学に寄贈したことや、
乱歩の長男が同大学の名誉教授だったなど縁があることから、
共同企画を開始した。
立教大学の学生たちは昨年八月、
鳥羽市を訪れて現地取材をした。
学生の目線で観光素材を発掘し、
近畿日本ツーリストの企画担当者を交えて検討を重ね、
「食」「島の生活」「海女」「旅の思い出」の四つのテーマで
八メニューの旅行商品を開発した。
ツアーは東京発着の二泊三日のモデルコースに、
オプションとして学生考案のメニューを付け加えた。
半年間で二千万円以上の売り上げを目指す。
ソース(伊勢新聞)
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