松阪市飯南町粥見の茶製造販売会社「深緑茶房(しんりょくさぼう)」は
十日、名古屋・名駅に初の県外店舗「茶カフェ」をオープンする。

地元産の煎茶や、茶葉を材料にしたスイーツを提供し、松本浩社長(50)は
「静岡や京都に並ぶお茶の産地として三重をPRしたい」と意気込む。
深緑茶房は地元の茶農家四戸が一九九九年に設立し、店を構えた。
二〇〇四年には喫茶スペースも設けた。
一〇年には津市の津駅ビルに出店するなど、これまで県内で営業を展開してきた。
名古屋市中村区名駅四、メイフィス名駅ビル一階に出店する茶カフェでは、
地元産の伊勢茶を使った約二十種のメニューを用意。
通常の二、三倍の時間をかけて蒸し、うま味を引き出す煎茶や、粉末緑茶と
ミルクでつくるラテなどの飲み物を楽しんでもらう。
茶葉を練り込んだまんじゅうやパフェ、ソフトクリームなどもそろえる。
店舗面積は約六十平方メートル。
二十五席を用意し、年間売り上げ二千五百万円を目指す。
店内には飯南地域の茶畑や茶農家の写真を掲げる。
堀川由美店長は「客が三重に足を運ぶきっかけになれば」と話す。
問い合わせは深緑茶房=電0598(32)5588=へ。
ソース(
中日新聞)
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