競馬のG1レース、マイルチャンピオンシップ
(G1、芝1600メートル・晴良18頭)は17日、
京都競馬場で行われ、武豊騎乗のトーセンラー
(牡5=藤原英厩舎、父ディープインパクト、母プリンセスオリビア)が
優勝した。
勝ち時計は1分32秒4。
武豊騎手は中央、地方、海外を合わせて史上初のG1通算100勝を達成した。
まずまずそろったスタートからコパノリチャードが先頭に立ち、
2番手にガルボ、3番手にクラレントがつけトーセンラーは後方で
レースを進める展開。
4コーナーから直線に入ると、逃げるコパノリチャードを
ダイワマッジョーレとダノンシャークが脚を伸ばし捉える。
2頭の勝負と思われたが、後方からトーセンラーが力強く末脚を伸ばし
先行各馬をまとめて差し切り突き抜けると、最後はダイワッマジョーレに
1馬身差をつけてG1初勝利を果たし、武豊騎手はG1通算100勝を達成した。
2着ダイワッマジョーレと3/4馬身差の3着にはダノンシャークが入った。
【マイルCS】藤原英昭師「いろんな意味でうれしい」▼藤原英昭調教師の話 トーセンラーが初めてG1を勝ったこと、
武豊騎手のG1通算100勝達成に貢献できたこと、
初めての距離に成功したことなどいろんな意味でうれしい。
不利な条件にもかかわらずファンが2番人気という夢を
かけてくれたがその役目は果たせた。
[0回]