調理師法施行五十五周年を記念し、調理業務などに功績のあった人々に贈られる厚生労働大臣表彰の授賞式が十八日、東京都中央区のロイヤルパークホテルであり、調理師養成功労者に県立相可高校の村林新吾教諭(53)が輝いた。
厚労大臣表彰では、全国から調理師制度功労者として六十人、同養成功労者に十六人、調理業務功労者に百七人の計百八十三人が選ばれた。
村林教諭は同校食物調理科の教諭として長年にわたり、生徒の人材育成に尽力したことなどが高く評価された。
受賞式では土屋品子厚生労働副大臣や山本敏雄五十五周年記念大会会長、服部幸應同副会長らが出席し、授賞者の功績をたたえた。
終了後、取材に応じた村林教諭は「生徒あっての僕。この若さで受賞することができたのは、生徒が頑張ってくれたからだ」と述べた。
その上で、「まだまだ道半ば。即戦力になる人材養成や、全国の調理師を目指す生徒の模範になるような人材育成に努めたい」と今後の抱負を語った。
ソース(伊勢新聞)
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