三重県伊勢市の西側を南北に走る通称「サニーロード」(県道169号)でつながる玉城、度会、南伊勢の3町は、伊勢志摩地域を訪れる観光客を呼び込もうと、15日から来年3月まで4回にわたり、合同で物産を販売する「サニー市」を開く。

写真=読売新聞
3町は今年度から県の「南部地域活性化基金」の補助を受け、サニーロードを活用した集客に、連携して取り組んでいる。これまで、ガイドマップ「サニーロードの旅」を高速道路のサービスエリアで配布したり、サニーロードの案内看板を設置したりしてきた。
サニー市もこうした取り組みの一環で、第1回を今月15日、南伊勢町民文化会館駐車場で開く。約20ブースでマグロ、カキ、干物などの海産物、ミカン、野菜、お茶などを販売する。
マグロのつみれ汁を「サニー鍋」と名づけ、語呂に合にわせて321人に振る舞うほか、マグロの解体ショーや試食会も行う。
第2回は1月19日に南伊勢町民文化会館駐車場、第3回は2月22日に玉城町中央公民館前広場、第4回は3月9日に度会町の宮リバー度会パーク芝生広場で開催する予定。玉城、度会町も独自のサニー鍋を用意することにしている。
3町は「サニーロードの認知度を高め、マイカーで伊勢志摩地域に来る観光客が、3町を訪れるようにしたい」と話している。
ソース(読売新聞)
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