伊勢市と近郊の演劇愛好者でつくる「劇団伊勢」が
十一月二、三の両日、伊勢市岩渕一の市観光文化会館で
「日本のはじまり ヤマトタケル物語」を上演する。
出演者らは本番に向け、同市岩渕二の稽古場で毎日、
練習に励んでいる。
劇団伊勢は、地元の偉人や歴史を題材にしたオリジナル作品を
上演し続けている。
二〇一〇年からは伊勢神宮の式年遷宮に合わせ、
倭姫(やまとひめ)伝説や江戸時代のおかげ参りを劇にしてきた。
ヤマトタケル物語には四~七十五歳の団員ら二十二人が出演。
古事記や日本書紀の記述を基に、倭姫のおいとされる
ヤマトタケルの一生を描く。
佐藤太亮団長(59)は「伊勢は神話が息づいているまちだと、
地元の人に伝えたい」、主演の今村英靖さん(37)は
「タケルが戦いを重ねる物語が、いつまで人は争い続けるのかという
警鐘にもなれば」と意気込む。
公演は二日午後七時からと三日午後二時からの二回。
全席自由で一般が前売り二千円、当日二千五百円。
高校生以下は前売り千五百円、当日千八百円。
前売り券は市観光文化会館などで販売している。
問い合わせは佐藤団長=電090(4082)5480=へ。
ソース(中日新聞)
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