大紀町の大内山動物園は、
ダチョウと同じ走鳥類のエミューの子ども=写真=の
飼育を始めた。
一歳の雌三頭が飼育場を走り回り、
来園者に向かって金網越しに首を伸ばすなど
人懐っこい姿を見せている。
エミューは大人の背丈が一・七メートルと
ダチョウよりやや小さく、
オーストラリアに生息している。
園では二年前から大人の雄一頭を飼育している。
雌の三頭は将来繁殖させるために県内の別の飼育施設から
譲り受けた。
現在、背丈が一・四メートルで体重一二~一三キロ。
のどの毛が灰色をしている。
一年ほどかけて大人になるにつれ、徐々に青みがかってくるという。
同園の阿部貴広主任(28)は
「エミューはあまり人怖じしない性格。
雨の日はより活発に活動するので見にきてほしい」と
来園を呼び掛けている。
繁殖ができるのは早くて二〇一五年末。
雌は長さ二十センチほどの濃い緑色の卵を産む。
ソース(中日新聞)
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