今年初めに営業を休止した志摩市阿児町神明の旧賢島ビューホテルを取得した湯快リゾート(京都市)は、旧ホテルを改装し「湯快リゾート リゾートホテル志摩彩朝楽(さいちょうらく)」として二十六日にオープンさせる。
湯快リゾートは、競売物件でビューホテルを取得。客室を二十室増やして、和室、洋室、和洋室の計百室とし、新たに禁煙室を二十一室設けた。収容人数は三百六十八人。
ロビーやレストランも改装し、漫画や卓球、カラオケのコーナーも新設。ビューホテル当時からあったパターゴルフ場は継続して利用する。
食事はバイキング方式で、地元の食材も取り入れて朝夕で計百二十種類のメニューを提供する。長期滞在の宿泊客が見込まれることから、メニューの一部を毎日入れ替える。
宿泊料金は二食付きで一年間同一の一泊七千八百円。今後は、伊勢志摩地域の観光施設とタイアップした宿泊プランを販売するほか、複数の観光施設とつなぐ周遊バスの運行も計画している。
湯快リゾートは石川や福井、岐阜の各県などで経営不振となった温泉旅館などを取得し「湯快リゾート」や「湯快倶楽部(くらぶ)」のホテル名で展開。同社運営のホテルはこれで二十三館となる。県内では、二〇一〇年四月から鳥羽市で「湯快リゾート リゾートホテル鳥羽彩朝楽」を運営している。
ソース(
中日新聞)
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