伊勢神宮の宮域林(きゅういきりん)にヒノキを植える「神宮植樹祭」が23日、
三重県伊勢市宇治今在家町の神路山で行われた。
鷹司尚武大宮司や神宮職員ら約200人が参加した。
宮域林は約5450ヘクタール。
20年に1度の式年遷宮で社殿などを建てる用材としてヒノキを育てており、
1926年から毎年、1万5000~2万本を植樹している。
秋にクライマックスを迎える今回の遷宮では、直径約40センチ、
樹齢80年以上の間伐されたヒノキが塀などに使われた。
鎌倉中期以来、木曽地域などで切った木を使ってきたが、
約700年ぶりに地元で調達したことになる。
植樹祭で、神職が祝詞をあげた後、
金田憲明営林部長が「100年後には、宮域林からすべての
御用材を供給したい」とあいさつ。
くわを手に、高さ約40センチの苗木約900本を植えた。
200年かけて間伐しながら育てていく。
ソース(
毎日.jp)
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