25日午前6時半頃、
三重県鳥羽市の答志島とうしじまにある答志漁港から
南約150メートルの沖合で、体長約10メートルのクジラが、
ワカメ養殖用のロープに絡まっているのを漁師が見つけた。
鳥羽磯部漁協答志支所の職員らが約30分後、
小型船で近づき、ロープを切断すると、クジラは伊勢湾の沖に泳いでいった。
同漁協によると、クジラは、背中に養殖網を固定するロープが絡まった状態で、
時折、潮を吹いて動き回っていたという。
歯の代わりに「クジラヒゲ」を持つヒゲクジラの一種の
ナガスクジラとみられる。
鳥羽水族館飼育研究部の若林郁夫さんは
「ミンククジラやザトウクジラは沿岸部に時折現れるが、
ナガスクジラが伊勢湾で目撃されるのは珍しい」
と話している。
ソース(
読売新聞)
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