紀南地方特産のミカンをPRしようと、JA三重南紀(御浜町)の山本範光理事長は三日、
ミカンの輸出先であるタイのバンコク王宮を訪ね、早生(わせ)温州ミカン四十キロを献上した。
JA三重南紀は昨年度、タイの富裕層をターゲットに本格的な輸出を開始。
本年度は温州六トンを出荷し、一キロ一千円と超高級ブランドとして販売する。
香港など他国への輸出も進めており、海外でのイメージアップを足掛かりに、
国内での産地間競争を優位に進めたい考えだ。
献上先はシリントーン王女で、王宮では秘書官長が対応。
山本理事長は「今年の果実は甘みが強く、王女にも賞味していただこうと思った。
今後もミカンを通じて両国交流の懸け橋を築きたい」とあいさつ。
秘書官長は「日本とタイは緊密な関係を続けており、ミカンの贈呈も大変うれしく思っている。
早速、王女殿下に届けたい」と礼を述べたという。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20121207/CK2012120702000022.html
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