近畿日本鉄道が三重県の伊勢市駅と同県志摩市の賢島駅間を
期間限定で走らせている観光列車「つどい」の運行を、
ことし秋ごろまで延長することが16日、分かった。
伊勢神宮(伊勢市)の式年遷宮に合わせ、
当初はことし3月末までの限定運行としていたが、
予想を上回る利用者のため延長を決めた。
観光列車の需要開拓に力を入れている近鉄は、
「千本桜」で有名な奈良県吉野町方面への観光列車を
走らせることも検討している。
つどいは4月以降当面、土日、祝日を中心に運行する。
料金は運賃に観光列車料金を上乗せする現行方式を続ける。
つどいは一般車両を改造した3両編成で、
昨年10月から運行を始めた。
景色が楽しめるよう座席を窓向きに配置し、
車内のバーカウンターで飲み物や軽食を楽しめ、
利用者から高い評価を得ている。
近鉄は昨年3月に、大阪難波(大阪市)と賢島や
近鉄名古屋(名古屋市)を結ぶ新型観光特急「しまかぜ」の運行を始めた。
ことし秋には京都と伊勢志摩の間でも定期的に運行する。
近鉄は昨年12月、特急の利用客を増やす
「次世代特急プロジェクトチーム」を発足させた。
ソース(スポニチ)
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