伊勢市の伊勢神宮外宮にある博物館「せんぐう館」では、
今昔の伊勢参宮のにぎわいや、外国人からみた伊勢参宮の
印象を紹介する企画展が開かれている。
三月二十四日まで。
絵図の複写パネルなど七点を展示。
室町時代、伊勢信仰を全国に広めるために描かれた
「伊勢両宮曼荼羅(まんだら)」や、外宮へ向かう伊勢参宮の
人々のにぎわいを描いた「御蔭群参之図(おかげぐんさんのず)」の
複写のほか、昭和から現在までの参宮者数推移年表などを
紹介している。
ドイツ人医師シーボルトや宣教師ルイス・フロイスなど、
かつて日本に滞在した外国人が、伊勢参宮の熱狂ぶりを手紙や文書に
残した言葉なども紹介している。
一日に数回、職員による約十分間の企画展解説もある。
開館時間は、午前九時―午後四時半。
入館料は一般三百円、小中学生百円。
ソース(伊勢新聞)
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