「さようなら、両陛下」。式年遷宮後初の伊勢神宮参拝など4日間の日程を終えられた天皇、皇后両陛下。伊勢市の近鉄宇治山田駅前には28日午前、伊勢路を後にされる両陛下を見送ろうと約500人の市民らが集まった。
両陛下は宿泊していた内宮から車で駅にご到着。駅前広場でにこやかに手を振って市民の見送りにこたえられた。穏やかな笑顔からは旅の疲れも感じられず、広場を埋めた人垣から「さようなら」「両陛下、お元気で」などの声が聞かれた。
全日程で随行した鈴木英敬知事は両陛下のご出発後、報道陣に「充実した4日間を過ごされたと思う。県警や県民など多くの協力でつつがなく日程を終えられ、安心している」と話した。
また、県内の市町が競う駅伝について皇后さまから「素晴らしい駅伝をやっているそうですね」とお言葉を受けたエピソードに触れ「よくご存じなことに感銘を受けました」と振り返った。
両陛下は25日に県内入りし、内宮と外宮の参拝をはじめ、せんぐう館や斎宮歴史博物館の視察などを精力的にこなされた。
ソース(MSN産経ニュース)
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