度会町が、特産のお茶をイメージした新しい町マスコットキャラクターを作った。
全国的なご当地ゆるキャラブームの中で、町の知名度アップにつなげる狙いだ。
町内在住者を対象に愛称も募集している。
新マスコットは緑色のわたらい茶の妖精で、胸と足元に白いお茶の花を付けている。
茶摘みが最盛期を迎える八十八夜にちなみ、体長は八八ミリ。わたらい茶を飲むと元気が
出て、人と同じ大きさになるという設定だ。
お茶の精らしく茶葉を育む宮川の朝霧が好きで、霜や害虫が苦手。
町には一九九四年に伊勢市で開かれた「まつり博」に合わせて作った
マスコットキャラクター「チャオ」と「チャコ」がいたが、二十年近くたち、着ぐるみも老朽化。
知名度もいまひとつのため「時代にあったキャラクターを」と新マスコットが誕生する
運びになった。
愛称は町長らが選考後、四月七日に同町大野木の宮リバー度会パークで開かれる
春まつりで、着ぐるみと合わせ披露する。
採用者には特産物販売所「いらっ茶いわたらい」の商品券などを贈る。
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