
写真=中日新聞
熊野古道の維持保全と活用を考える「熊野古道協働会議」が一日、
尾鷲市向井の県立熊野古道センターで開かれた。
古道の保全や観光に携わる行政関係者やボランティア、
企業の代表ら七十人が出席し、
県内や和歌山県の各団体が取り組みを報告した。
三重県南部地域活性化局の主催。
和歌山県世界遺産センター長の辻林浩さんが、
和歌山の古道保全活動について講演。
風水害などにより削られた路面に土を補充し、
側溝の土砂を除去する参加型の保全活動「道普請」を紹介し、
「観光客を保全活動に取り込もうという発想が成功している」と
説明した。
熊野市の木本高校の阪本真吾教諭は、
昨年度から始めた英語による古道の語り部養成の取り組みを発表。
「高校生にとって、熊野古道の魅力は分かりにくい部分もある。
活動を根付かせるためには、教育する側の工夫が必要だと感じた」と
振り返った。
ソース(中日新聞)
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