
【イッカクの角に触る来館者、天井近くに展示しているのはイッカクの剥製=鳥羽市の鳥羽水族館で】
写真=伊勢新聞
三重県鳥羽市の鳥羽水族館で、所蔵するイッカクやシーラカンスなど貴重な標本を展示し、実際に触ることのできる企画が、このほど始まった。五月六日まで。
イッカクは、北極海にすむ幻のクジラと言われ、伝説の一角獣「ユニコーン」の角のモデルと言われている。雄だけが持つ角は歯が変形して伸びた牙で、平均で二メートルほどになるが、今回の標本の長さは約三メートル。展示はアクリルガラスに覆われているが、一部に触れることができ、来館者は興味深そうに触っていた。
ヒゲクジラの口の中に生えているひげや四億年前に現われたと言われ、生きた化石として知られるシーラカンスの仲間の化石など貴重な標本を展示。ほかにも二億五千年前の海で生きていたアンモナイトや三葉虫の化石もある。
ソース(伊勢新聞)
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