明和町で六月一、二日に開かれる「斎王まつり」を前に、
呼び物の斎王群行で斎王役を務める四日市市の会社員古川みゆきさん(26)が
二十一日、十二単(ひとえ)姿で県庁を訪れ、まつりをPRした。
県内外の応募三十三人の中から斎王役に選ばれた古川さんは、
鈴木英敬知事に「十二単が重い分、歴史の重さ、責任の重さも感じる」と抱負。
斎王を支えた内侍(ないし)役の介護士大辺未来さん(24)=伊勢市=も
古代衣装姿でアピールした。
まつりは、伊勢神宮に仕えた斎王が町の国史跡「斎宮跡」で過ごしていた
歴史を伝える催し。
公募で集まった総勢百二十人が史跡一帯を練り歩く斎王群行には、
毎年多くの観光客が訪れる。
ことしは伊勢神宮の式年遷宮を記念して、会場の斎宮跡を一望できる熱気球の
搭乗体験も企画。
予約は締め切ったが両日とも空き枠があるため当日受け付ける。
初日は午後五~九時に前夜祭としてギター演奏や打ち上げ花火があり、
二日は午後一時から斎王群行が史跡内を出発する。
メーン会場は斎宮歴史博物館南側の広場。
ソース(
中日新聞)
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