鈴木英敬知事は七日、年頭の定例記者会見に臨み、
正月三が日の県内主要十七施設の観光入り込み客数について、
前年比8・1%増の延べ百四万八千四百二十人に上ったと発表した。
伊勢神宮の式年遷宮や紀勢自動車道の延伸を要因に挙げた。
施設別では、増加十五▽前年並み一▽減少一。

伸び率の最高は熊野古道センターで、31・5%増の千百八十四人、
最低は道の駅「紀伊長島マンボウ」で、前年の78・6%の
一万四千二百九十二人だった。
伊勢神宮は、内宮が6・9%増の四十一万千百九十二人、
外宮が17・8%増の二十万二千五百九十五人で、
全体では10・3%増の六十一万三千七百八十七人となった。
鈴木知事は、「一部地域だけが特化して増えたのでなく、
全体で増えて良かった」と述べ、
「遷宮があって新しいご正殿を見たいというのがあった。
熊野古道センターは紀勢自動車道の延伸が一番大きい」としつつ、
「熊野古道世界遺産登録十周年の認知はまだまだ。
そこまでの手応えはない」と話した。
ソース(伊勢新聞)
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