伊勢市の伊勢神宮外宮で二十六日、式年遷宮の諸祭の一つ、
「洗清(あらいきよめ)」が営まれた。
ご神体をうつす十月五日の遷御(せんぎょ)に向け、神職が新社殿を清めた。
禰宜(ねぎ)ら神職約六十人が、白の斎服姿で参道を進んで新社殿へ入った。
神宮によると、禰宜が正殿内を、権禰宜らが周りの階段などを、
布で拭き清めた。
その後、正殿の前方に立つ東宝殿と西宝殿、さらに外宮にしかない、
神前に毎日の食事を供える正殿後方の御饌(みけ)殿も清めた。
参道脇では、遷御を前に旧社殿にお参りしようと朝から訪れた大勢の参拝者が、
すがすがしい雰囲気の神職の参進を見つめた。
ソース(中日新聞)
[0回]
PR