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「式年」世の太平を映す

伊勢神宮の式年遷宮が粛々と進んでいる。
 式年とは「定められた年」、遷宮は「宮を移す」という意味。20年ごとに、東西隣り合わせの場所で交互に社殿を造り替える制度は、壬申の乱(672年)を制した天武天皇が定め、妻の持統天皇の690年に始まったとされる。
 源平時代より400年近くさかのぼる。「古事記」と「日本書紀」の編纂(へんさん)が始まり、朝廷による統治機構や権威が揺るぎないものになっていく時代から、式年遷宮は繰り返されてきた。
 ただ、「式年」は世の中が乱れれば保てない。皇室が分裂した室町時代初期の南北朝時代は修理でしのいだ。応仁の乱(1467~77年)から戦国時代にかけては、120年以上途絶えたという。
 そして、先の大戦直後。占領下の1949年は無期延期となり、宇治橋だけが架け替えられた。その4年後、戦時下に調達を進めていた材木に、全国からの募金を加えて復活。「式年」が再び回り始めた。
 今の世が、決して落ち着いているとはいえまい。それでも、戦後の約60年間、「式年」は滞らずに済んでいる。世の太平の証し、と思いたい。
 7年前から祭事が始まった62回目。来秋の「遷御(せんぎょ)」で、この大事業が最高潮を迎えるまで、神宮と式年遷宮を考えてみる。(中村尚徳)

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