遠隔操作を行うには、まず操作されるパソコンと操作するパソコンの双方で
「Google Chrome」を起動し、Googleアカウントにログインした状態で
「Chrome Remote Desktop BETA」をインストール・起動する。
「Chrome Remote Desktop BETA」はインストールすると、新規タブの“アプリケーション”
領域にアイコンが追加されるので、ここから起動しよう。
次に、操作されるパソコン側では“このパソコンを共有”リンクから表示できるページで、
[このパソコンを共有]ボタンを押そう。
すると、12桁の数字で構成される“アクセス コード”が発行されるので、
この数字をメッセンジャーソフトやメールなどで操作するパソコンへ送れば準備完了。
操作するパソコンでは“共有したパソコンにアクセス”リンクから表示できるページで、
受け取った“アクセス コード”を入力して[接続]ボタンを押せば認証が行われ、
「Google Chrome」上から遠隔操作が可能になる。
遠隔操作を行う際は右クリックも有効なほか、画面上部にマウスを近づけると表示される
ツールバーから、ウィンドウサイズに合わせた縮小表示と等倍表示を切り替えることが可能。
接続環境にもよるが、操作が困難になるほどの遅延は起こらなかった。
しかし、動画を再生するとコマ落ちしてしまったほか、音声は転送されず操作される側の
パソコンで再生された。
また、日本語入力ソフトが有効になっていると、キーボード入力が正常に行えなかった。
そのほか、WindowsのUACダイアログが表示された際や、操作される側のパソコンが
ロックされると、操作するパソコン側からは操作不能になってしまった。
遠隔操作を終了するには、接続中常に表示される「Chrome Remote Desktop BETA」の
ダイアログ上、または画面上部から表示されるツールバー上にある[切断]ボタンを
押せばよい。
もちろん、「Google Chrome」を終了しても接続が切断される。
[0回]
PR