伊勢市河崎一の伊勢調理製菓専門学校で八日、生徒が、
江戸時代から伝わる日本の婚礼料理を用意して模擬披露宴をする授業があった。
五十五年前の開校以来、三月の卒業を控えた生徒が集大成として取り組んでいる。
調理師科と製菓衛生師科の生徒三十人が、伊勢志摩産の食材で二汁五菜の本膳料理や
引き出物用の和菓子を作った。
前日から仕込んだタイの塩焼きやアジの昆布締め、松かさ形にむいたクワイなどの料理を
会場に配膳。
羽織はかま姿の新郎と文金高島田の髪形に結った花嫁衣装の新婦、仲人も配役し、
あいさつもするなど本番さながらに演出した。
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