全国各地のご当地グルメを集めた「あったかいもんグルメフェスティバル」が九日、
松阪市春日町の松阪競輪場で始まり、子ども連れなど多くの人でにぎわった。
十一日まで。
老齢化と減少が続く競輪ファン層を拡大しようと、市競輪事業課が初めて企画した。
会場には、ほかほかのご飯にビーフカツを載せ、デミグラスソースをかけた
「加古川かつめし」(兵庫県)や「ソーキソバ」(沖縄県)、
「富士宮やきそば」(静岡県)など二十一の屋台がずらり。
来場者はお目当てのグルメを買い求め、飲食スペースで味わっていた。
来場者が一斉に競輪コース(バンク)を歩く傾斜体験や同競輪場の
ホーム選手九人による模擬レース、市ブランド大使の女優あべ静江さんの
トークショーもあった。
フェスの実行委員長の川瀬哲也さん(30)は
「まずは競輪のことを知ってもらうことが大事。天気にも恵まれ、初日の入りとしては上々」と
手応えを語った。
十、十一日は事前に申し込みのあった一般の自転車愛好者とプロ選手を混成した
二十チームによるレースで盛り上げる。
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