スポニチ主催2013ミズノクラシック~伊勢志摩~
(11月8日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=
6506ヤード、パー72)
国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で日本ツアーも
兼ねるスポニチ主催「2013ミズノクラシック~伊勢志摩~」が
8日に三重県志摩市・近鉄賢島カンツリークラブで開幕する。
プロアマ戦の行われた6日、賞金ランク2位の横峯さくら
(27=エプソン)が今季初めて“逆転女王宣言”。
今季ツアーNo・1のパットで、相性が良くないコースを攻略する。
横峯がついに言葉の封印を解いた。
マイペースな性格で大きな目標を語ることはあまりない。
それが、「先週はまだピンと来ていなかったけど、
やっていて目標が定まっていないと感じた。
しっかり目指していきたいです」と言い放った。
目指す先とは賞金女王。
2戦前のマスターズGCレディース優勝後は
「女王が見えてきたと思ったらそれは消すことができない。今はまだ」と
静かだった心理面が、1試合を挟み変化が出てきたようだ。
自然とこみ上げてきた女王への願望はもう無視できない。
約358万円差ともう少しで手の届く位置にいる首位・森田への宣戦布告。
逆転女王だけを考え、残り4試合を戦う構えだ。
この日はプロアマ戦で18ホールを回った。
11年の6位が最高で相性があまり良くない大会ながら、
これまでとは違った戦いを見せられる可能性がある。
「ショットは安定している。
パット勝負になると思う」と、カギに挙げるパットが今季は調子がいい。
平均パット1・7527は今季ツアー1位。
メンタルトレーナーを付けたことで、
ミスを必要以上に引きずらなくなったことが好結果を生んでいる。
自身の過去最高は初めて賞金女王を獲得した
09年の3位(1・7768)で、それ以降は7位、10位、7位といまひとつ。
横峯の“死角”が消えようとしている。
円安で昨年から20円近く賞金換算レートが変わる。
1ドル=79・44円で円高だった昨年は優勝賞金1430万円だったが、
最終日翌日に決まる今年のレートは同=99円近くになる見込み。
今年は、1780万円ほどになる計算で、
約350万円分の恩恵を受けることになる。
勝てば円安効果もあって一気にライバルを突き放すチャンス。
女王への道を加速する。
ソース(スポニチ)
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