1993年の第61回神宮式年遷宮を記念して創設された
神宮美術館(伊勢市神田久志本町、TEL 0596-22-5533)で
現在、開館20周年記念特別展「日本の原風景」が開催されている。
伊勢神宮に奉納された文化勲章受章者や文化功労者、
日本芸術院会員、重要無形文化財保持者らの絵画や書、
彫塑、工芸品などを展示する同館。
所蔵作品は約400点。
同展では日本独自の四季が織りなす原風景をテーマに、
神やふるさとの風景、そこで暮らす人々などが描かれた
38点の近代美術作品を展示。
愛知県立芸術大学(愛知県長久手市)第9代学長で
日本画家の松村公嗣さんによる講演会「日本の四季と日本画」が
10月26日、神宮徴古館(同)新館2階会議室で開催。
第2・4日曜の14時からは、学芸員による作品説明も行う。
同館学芸員の中村潔さんは
「はっきりしていた日本の四季が今では、温暖化などの
自然環境の変化だけでなく、人々の意識の中に無くなりつつある。
春夏秋冬の日本の素晴らしい季節の良さを
再認識していただければ」と話す。
開館時間は9時~16時30分。
月曜休館(祝日の場合はその翌日)。
同展会期中は無休。
観覧料は、大人=500円、大学・高校生=300円、
小・中学生=200円。
11月4日まで。
ソース(
伊勢志摩経済新聞)
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