三重県尾鷲市中井町の商店街で、道路脇の電柱と歩道のレンガの
すき間から生え、
「ど根性ビワ」の名で親しまれているビワの木が、
今年も黄色の果実をたわわに実らせた。

google画像検索より
幹回り三十センチ、高さ四メートルで、同町の尾鷲観光物産協会の
事務所北側にある。
根元はわずか三センチのすき間にあり、ねじるようにして伸びている。
地元の人によると、ビワは十年ほど前から実がなるようになった。
五年前に商店街の樹木が剪定(せんてい)された際、枝葉はほとんど
なくなったが、その後も順調に育ち、今年は枝先に三百個の実ができた。
通行人にも人気で、実を傘でつついて持ち帰る子どももいるという。
同協会で観光案内ボランティアをしている同市坂場西町の田中繁勝さん(65)は
「よくここまで育ったと感心している。甘くておいしいので来年も実らせてほしい」と
笑顔で頬張っていた。
大きな地図で見るソース(
中日新聞)
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