鳥羽市の鳥羽水族館で三十日、雌のアメリカビーバー「ノンノン」(五歳)が赤ちゃん四頭を産んだ。黒い毛に覆われた縫いぐるみのような小さな体を両親の陰から見え隠れさせ、一般公開されている。
見回り中の飼育員が同日午前七時ごろ、出産に気付いた。四頭は体長二七~三三センチ、体重四四〇~五二〇グラム。性別は不明。授乳も確認され、いずれも元気という。
父親は「ビバ」(四歳)。「ノンノン」との間には二〇一〇年に一頭、一一年に四頭が生まれている。今回の誕生で飼育頭数は十一頭になった。
アメリカビーバーは、北米の森林内の川や湖に生息。かみ倒した木でダムや巣をつくる。
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