志摩市阿児町神明の水族館「志摩マリンランド」で十六日、
夏場を冷房飼育室で過ごしたキングペンギンが屋外の「ペンギン島」に引っ越しした。
キングペンギンは、コウテイペンギンに次ぐ世界で二番目の大型種。
のどの鮮やかな黄色が特徴だ。同館には、体長九〇センチの八歳の雄と、
八〇センチの七歳の雌がいる。ともに大阪の水族館「海遊館」で生まれ、
二〇〇八年に“入館”した。
自然界では、真夏でも気温一〇度弱の南極大陸周辺の島々に分布している。
暑さに弱いため、春から秋にかけては室温一五度に保たれた飼育室内で展示している。
二羽は、飼育室の扉が開けられると、よちよち歩きで広々とした屋外へ。
体長五〇センチほどのフンボルトペンギンやケープペンギンなどに交じって島内を歩いたり、
大きな水槽を泳ぎ回ったりして、久々の外の空気を満喫していた。
中日新聞よりhttp://www.chunichi.co.jp/article/mie/20121117/CK2012111702000009.html
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