
茶娘の姿で伊勢茶の奉納に向かう茶業関係者=伊勢市の伊勢神宮内宮で
写真=中日新聞
三重県内の茶業関係者でつくる県茶業会議所(津市)は二十三日、新茶の時期を迎えて初物の伊勢茶六キロを伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納した。
奉納したのは今月に製茶した大台町産の手もみ茶一キロと四日市市、鈴鹿市、大台町産の新茶五キロ。業界の盛況と十一月に津市で開かれる伊勢茶振興大会の成功を願い実施した。
会議所と県手もみ茶技術伝承保存会の関係者三十五人が法被や茶娘の姿で、神具の三方や辛櫃(からひつ)、つぼに入れた新茶を神楽殿まで運んだ。
会議所の中嶋正会頭(84)によると、四月中旬の低温で一部の茶園で霜による被害もあったが影響は少なく生育は平年並み。伊勢茶は五月初旬から出荷が本格化する。
ソース(中日新聞)
[0回]
PR