宣長の功績伝える「松阪鈴おどり」
松阪市の市民グループ「松阪鈴おどり・鈴(リン)リン会」(会員1026人)が、
松阪出身の国学者・本居宣長の功績を伝えようと普及活動をしている
「松阪鈴おどり」の歌を、同市出身の歌手・あべ静江さん(61)が歌うことになった。
同会は「あべさんの歌声で、さらに踊りが広まれば」と期待している。
鈴おどりは、宣長の没後200年を迎えた2001年、
「宣長が愛した鈴にちなんだ踊りをつくろう」と、同会の山中美幸会長らが中心に
なって、歌とともに創作された。
宣長が好きだった鈴を手に持ったり、体に付けたりして、鈴の音を響かせて
軽快に踊る。

google画像検索より↑
小学校、幼稚園の運動会などで踊られているほか、同会が8月に市内で開かれる
「七夕まつり・鈴の音市」などで披露してきた。
同会は、スタッフや資金不足から10年、いったん活動を休止したが、
市民から「もう一度踊りたい」という声が寄せられ、昨年再結成した。
再スタートに弾みをつけようと、今年1月、山中会長がコンサートのために
同市を訪れたあべさんに直接歌を依頼。
あべさんはボランティアで引き受けた。
あべさんと山中会長らが19日、市内で記者会見。
あべさんは「子どもたちが楽しそうに踊っているのを見てパワーをもらった。
私も楽しく歌っていきたい」と話した。

あべさんは、今月25日に同市川井町のクラギ文化ホール
(松阪市民文化会館)で開くデビュー40周年記念のコンサートで、
鈴おどりの歌を初披露する。
CD製作に約50万円かかったため同会では協賛金を募っている。
協力者にはCDを贈呈。
CDは1枚1000円で販売する。
問い合わせは山中会長(
090-7953-9273)へ。
ソース(
読売新聞)
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