鳥羽市内で二十日開いた近畿ブロック知事会議に出席した知事らが同日、
伊勢神宮外宮の勾玉(まがたま)池ほとりの観光施設「式年遷宮記念 せんぐう館」を
視察し、秋に本番を迎える神宮式年遷宮について知識を深めた。

知事らは、神宮の概要を紹介するビデオを見た後、館内を見学。
外宮正殿の実物模型や宝物の実物展示を、
「すごい」などと言いながら興味深げに鑑賞した。
仁坂吉伸和歌山県知事が「(正殿の建材が)古くなったら、ほかの神社にあげるのか」と
質問すると、神宮宮掌の鐙谷嘉樹さんは「一皮、二皮むき、全国で再利用している」と
答えていた。
同館は伊勢神宮が運営し、神宮や式年遷宮の資料を展示している。
今年の式年遷宮を記念して開館し、一年余が過ぎた。
視察に参加した山田啓二京都府知事は
「日本人の歴史、文化、伝統が集約されており、国民に大きな力を与えているんだと
感じた」と感想を語った。
ソース(
伊勢新聞)
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