
超音波メスを使って臓器に見立てた鶏肉を切る生徒=伊勢市の伊勢赤十字病院で
写真=中日新聞
伊勢市船江一の伊勢赤十字病院で十五日、中学生が同病院に導入されている最新医療機器を使った模擬手術などを体験する「ブラック・ジャックセミナー」が開かれた。
医療機器などの輸入・製造販売「ジョンソン・エンド・ジョンソン」(東京)の社会貢献活動の一環。子どもに地域医療への関心を深めてもらおうと、医療マンガの「ブラック・ジャック」にちなんで各地の病院と連携して開催している。
市内外の中学生三十二人が参加。同病院の医師らの指導で、一秒間に五万回以上も震動することで発せられる超音波を用いたメスで臓器に見立てた鶏肉を切ったり、胃や大腸の手術で使う自動縫合器を使ったりと、六つのコーナーを巡った。
内視鏡手術のコーナーでは、モニターを見ながら手術道具でビーズや輪ゴムをつまんで動かす体験をした。医療関係の仕事に興味があるという厚生中二年の木下真由華さん(14)は「すごく難しかった。使っている医師はすごいと思う」と話していた。
ソース(中日新聞)
[0回]
PR