深刻な人口減少に悩む三重県鳥羽市は昨年度に続き、
子育て支援や若者の定住促進策をアピールするポスターを作り、
近鉄名古屋―賢島駅間を運行する急行と普通電車計350両のドア横に
1枚ずつ張り出した。
ポスターの右半分には、定住促進策として
〈1〉若者が市内で家を新築する場合、最高50万円支給
〈2〉子どもが生まれた場合、3万円の子育て用品購入券進呈
〈3〉2人目からは保育料無料
〈4〉中学3年生までの医療費無料――など6項目を列記。
ポスターは3種類あり、来年3月末まで3期に分けて掲示する。

第1弾=写真=では、ポスターの左半分が同市相差おうさつ町の
「3世代海女」による観光PR。
第2弾(9~12月)は「イセエビの干物」、
第3弾(来年1~3月)は「真珠の海七草」をテーマに鳥羽の魅力を発信する。
このPR事業により、2011年度25軒だった新築戸数は、
昨年度31軒に増加。
このうち、10軒が市外からの転入者だった。
同市の人口は、最も多かった1960年の国勢調査で3万521人あったが、
95年には2万6806人になり、今月1日現在では2万1073人まで減少した。
ソース(
読売新聞)
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