二十年に一度の式年遷宮を迎えた鳥羽市の離島、菅島の
菅島神社(木下澄宮司)で二日、新殿祭、上棟祭、
川原祓(かわらばらい)式祭、遷座祭が執り行われた。

google画像検索より(菅島神社)
同神社では、昨年五月にお木曳(ひ)き神事や報告祭など諸祭式典を進め、
本殿の建造が終了し、ご神体を本殿に移す遷座祭を迎えた。
この日は、午前中から木下宮司や総代らが参列し、新殿祭、上棟祭があった。
午後からは総代や島内の各種団体代表らが参列し、宝物を仮殿から本殿へ
移すための「川原祓式祭」があった。
正装した宮司、総代ら約六十人が、鏡や太刀、弓や矢などの神宝を持って
行列をつくり、島民らが見守る中、神社から約三百メートル離れた城山と
呼ばれる海岸へ向かった。
城山でおはらいを済ませた後、一行は神社へ戻り、本殿に宝物を収めた。
夕方からは、ご神体を本殿に移す「遷座祭」があり、
三日には奉祝大祭と祝賀会が開かれるという。
木下宮司は「宮司として初めての遷宮が、地元の皆さんのおかげで
無事迎えられたことはとてもありがたい」と、話していた。
菅島神社の場所
大きな地図で見るソース(
伊勢新聞)
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