大型連休前半、鳥羽市石鏡町では、約四十人の海女が
岩に生えた天然ヒジキを刈り取り、地元が総出でヒジキを
海岸に干す作業に追われている。
同町では大潮の干潮時間に合わせ、ウエットスーツ姿の海女が
磯場のヒジキを鎌で刈り取る作業が四月中旬に始まった。
二十七日からも作業があり、海女らは刈り取ったヒジキを網袋に入れ、
漁師らが船で石鏡漁港へ運ぶと、待ち受けていた住民が網袋からヒジキを出して、
重ならないように手際よく干していた。
同地区ではトラックでヒジキを海の博物館(同市浦村町)や
鳥羽展望台(同国崎町)に運び、駐車場などに干していた。
住民らは「今年の作業はこの潮で終わり。ヒジキは昨年より良質で
よかった」と話していた。
同地区のヒジキはごみなどを取り除き、鳥羽磯部漁協石鏡支所へ出荷する。
ソース(
伊勢新聞)
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