パリパリに焼いたかば焼きが評判のうなぎ店「うな嘉(うなよし)」
(三重県伊勢市岡本、TEL 0596-28-3358)が、今年4月28日から提供している
特大うなぎ1本を丼に載せた「極上丼『極みの一本』」(2,600円)が話題を集めている。

老舗のうなぎ店がひしめき合う伊勢地域において2009年5月オープンと後発の同店。
店主の中西一輝さんは「パリパリの食感を大切に心を込めて焼いている。
『パリパリのうなぎなら、うな嘉』といってもらえるような店を目指している」と話す。
「国産うなぎを使用し産地にはこだわらないのがこだわり。その時一番おいしい
うなぎに、伊勢市の山間部・横輪地区と小俣町で採れた粘りが少なくタレを掛けた
ときにおいしく馴染(なじ)むコシヒカリを仕入れている」と中西さん。
話題の「極上丼」は、焼いた時点で200グラム以上ある特大サイズのうなぎが
切らずに1匹そのまま丼の上に載る。
「パリパリうなぎ」ならではの特長として、丼に載せても折れることなく反り返る。
小鉢とサラダ、肝吸い、漬物が付く。「子どものころ肉厚ステーキとか独り占めして
かぶりついたときは幸せだったな~と思い、うなぎのかば焼きも丸々1匹をかぶり
つけたら幸せになれるのでは? と思ったのがメニュー化のきっかけ」と打ち明ける。
同店をよく訪れるという地元・伊勢出身の廣垣大毅(ともたか)さんは
「初めて食べたときは、うなぎ200グラムがどれくらいのものなのか?
丼が小さいから大きく見えるのでは?と思ったが、丼は小さいというよりむしろ、
やや大きめ。
そこから両側にはみ出たうなぎ。
正直、どこから手をつけていいかわからぬまま、端からガブリと食らいついた(笑)。
ここまでうなぎを堪能できるうな丼はない」と断言する。
中西さんは「もっと食べたい人には『極みの一本半(3,500円)』
『極みの二本(4,300円)』もあるのでお試しいただければ。
伊勢西インターチェンジを降りてちょうど、伊勢神宮内宮(ないくう)と
外宮(げくう)の真ん中にあるので、参拝前・後でお立ち寄りいただければ」と
アピールする。
廣垣さんは「今度は『極みの二本』に挑戦したい」と約束する。
そのほかのメニューは、極上丼と同じサイズのうなぎを半分に切って重にした
「極上重」(2,600円)、「ひつまぶし」(2,300円)、「ミニひつまぶし」(1,800円)、
通常のうな丼は「小、2切れ」(1,000円)、「並、3切れ」(1,400円)、
「中、4切れ」(1,700円)、「上、5切れ」(2,000円、以上肝吸い・漬物などが付く)。
平日のランチタイムには1,300円以上の料理で「うなぎ屋オリジナルプリン」(100円)を
サービスする。
営業時間は11時~14時30分、16時~20時、火曜定休。
大きな地図で見るソース(
伊勢志摩経済新聞)
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